教習前の準備を終え、いよいよ教習が始まります。まず初回は初めて普通二輪をとる方だと外周を何周も周りバイクの感覚に慣れてもらう程度で、大型二輪だと加えてS字やクランクなどの簡単な課題をやります。大型二輪の場合は普通二輪でやっているはずだからということで教習のテンポも速いかと思います。初回の教習ではあまり難しいことはせず、教官も無理はさせないよう見てくれてはいますのでよほど問題はないのですが、特に初めてバイクに触れるという方は普通二輪でも案外重いことに驚くかも知れません。だいたい200キロちょっとあり、教習では停めてる状態から指定位置まで手で押したり、転倒時に起こしたりすることがあるので、その時に重量を感じると思います。自分は身長も体重も平均くらい(170センチ、60キロほど)ですが取り回しは重いなと感じていました。取り回しもある程度慣れとコツがあるので、小柄な方、女性の方でも重いとは感じながらも取り回しできないといったことは無いと思いますが、最初に知っておくだけでもいいかも知れません。取り回しで意識してほしいのは、
車体をできるだけ真っ直ぐにする
自分の体とバイクの間を密着させる
この2点を意識するといいかと思います。
バイク取り回し時はバイク左側に立って押し引きします。自分の右側にバイクがあるので、バイクを右側に傾けてしまうと踏ん張りが効かなくなり倒れてしまうのですが、その恐怖心からか慣れないうちはバイクを左側に傾きがちになると思います。多少はいいのですが、あまり傾くと重く感じます。そのためにも、体とバイクの隙間を無くすように体を寄せて密着させるとあまり傾けれなくなるので、取り回しがしやすくなるという感じです。